個人的に大好きなミュージカル、ムーラン・ルージュ。ジュークボックス・ミュージカルと呼ばれており、ポップスからクラシックまで網羅した名曲がリミックスされ、劇中歌として用いられる。

ミュージカル自体ももちろん素晴らしいが、プレイリストだけ聴いていてもとても楽しめるので、曲を紹介しながらその一曲にリミックスされている曲にも注目してみる。

今回はプレイリストの2曲目、Truth Beauty Freedom Love。

Truth Beauty Freedom Love

すなわち真実、美、自由、愛。この4つの言葉はムーラン・ルージュにおいて物語のキーワードとしてたびたび登場する。そんな4つの言葉がそのまま曲名となっている一曲は、登場人物たちの現状を見つめ直し、新たな人との出会いが良い変化となって次のストーリーへ進んでいく様子が表れている。

Truth Beauty Freedom Loveに含まれている曲

1. Royals / Lorde

登場人物の一人、ボヘミアンで画家のトゥールーズ・ロートレックがこの曲を歌い始めるところがとてもいい。
彼やメインキャラクターのクリスチャンの生活、人生の現状がこの曲の歌詞でより一層引き立たせられる。

2. Children Of The Revolution / T-Rex

T-Rexといえば名曲は多々あるが、ムーラン・ルージュで使われているのはこの一曲。
先程の曲、Royalsは彼らの現状に深みをだしていたが、次にこの曲が来ることで、クリスチャンが作家としてムーラン・ルージュの舞台に加わることによる化学反応がそのまま表現されたようなイメージだ。

3. We Are Young / Fun.

青春感あふれる一曲！個人的にFun.でかなり好きな曲の一つだ。
ミュージカルではメインキャラクターの一人、クリスチャンが惚れ惚れしてしまうような素敵な声でこの曲のサビを入れ込んでくる。
初めてミュージカルを観たときは曲の予習をしていなかったこともあり、この場面のクリスチャンの歌声に一瞬にして心射抜かれた。

今回はこの3曲のみ。前回の投稿でWelcome To The Moulin Rougeを取り上げた時に6曲も含まれていたのでかなり大変だったが、今回は曲数が少なかったので比較的楽だった。それぞれの曲ももちろん素晴らしいのでぜひ聞き込んでほしい。